ハピマテ祭りから考える

まずこれを。
http://happymaterial.com/
アニメのネギまの主題歌を売り上げランキングの一位にしようって運動なんですけどね。ネギまの主題歌は歌い手やアレンジを変えつつ6ヶ月連続でCDを出していて、熱心なアニヲタ+声ヲタの後押しを受けて、今まですべての月で、発売第1週トップ10入りを果たしているということで、そこにVIPPERが食いついたと。知らない言葉についてははてなの仕様で勝手にリンクが出てるようなのでそれを参照してください。
しかし、私は何か違和感を覚えます。
私が厨房のころはCDTVは毎週欠かさずに見て常にランキングを追っかけていましたがそんな熱もだんだんと冷め、現在は音楽は自分の聞きたいものを聞きたいときに聞くのがいいのだと思うようになりました。自分の趣味というのは周りに左右されるものではないのです。
従ってランキングというものは音楽的は無意味に感じるのですが、どれだけの人が興味を持ってくれたというひとつの基準にはなるでしょうからマーケティングの面からは意義はありそうです。ネギまに限らず、例えばモー娘。もそうですが、音楽的はどうであれ、ある対象に関心を持つ人を計るひとつのツールとなっていたはずです。
しかし、目的はどうであれお祭り気分で引っ掻き回すようなら、ランキングの意味はどこに求めればいいのでしょうか。仮に、今までのものがヲタの皆さんが裏で申し合わせをしていた結果であったとしても、それはヲタの皆さんのムーブメントということでまだ許容範囲でありますし、そのまま進んでくれて一位を取ってくれたほうが感動もあったでしょう。これで一位をとってもVIPPERというか2chねらーの結束力を再確認する程度に収まるくらいで感動とかはないでしょうね。先日ここでもとりあげた某医師の件での行動力はさすがだなと思っていたのですけど、今回はベクトルの方向を間違えてしまったようです。まあいつものことですけどね。
Mステではいつも通り意地でも取り上げないでしょうが、CDTVで1位だったら事の経緯は置いておくとしてもやっぱり歴史には残るのかな。反対の立場でこの文章を書きましたが、ちょっと見てみたい気もします。まあ静観しかないですわ。