前キャンのやりかた

なぜかここに来て前キャンの出し方講座を。要はこれが出来ればいいわけですけどね。以下で、数字はレバー方向を表しテンキーに準じていて、Pはパンチボタン、Kはキックボタンとします。有名な技を使って入力を紹介していきます。カッコ内はキャラクターです。

波動拳(隆):23→前転→6→P
昇竜拳(隆):62→前転→3→P
ヨガフレイムダルシム):4123→前転→6→P
・ローリングアタック(ブランカ):4方向にため完了→前転→6→P
・エレクトリックサンダー(ブランカ):(立ち中Pなどが出ているうちに)強P→中P→弱P→前転→任意のP

何がなんだか分からない人のために一般的な理論を説明しましょう。


前キャンの基本的な考え方は、技のコマンドの完成直前に前転を入力するということです。
一番簡単で分かりやすい例は挑発だと思います。実は挑発にも前キャンはかかるんですね。挑発の出し方はスタートボタンを押すだけなので、前転を入力した後にすぐにスタートボタンを押せばいいわけです。2回ボタンを押すだけなのでこれは簡単に出来るはずです。ただしその時間間隔はかなり詰まっています。細かな数値で言うと前転入力後2〜4F 以内(厳密な数値は私にはわかりませんが一般にはこの範囲と言われています、ちなみに1Fは60分の1秒です)にスタートボタンを押せば成功となります。目で無敵になってることを確認するなら、飛び道具に合わせてやってみるといいでしょう。弾がすり抜けれてくれれば成功です。成功の際の入力の間隔は今後メインとなる必殺技への前キャンでも同じですので、タイミングをしっかりつかんでおきましょう。

また、前転と同時入力では前キャンは出ません。前転と必殺技の同時入力では必殺技が優先して出てしまうためです。試しに、隆の波動拳の入力でパンチボタンの部分を前転に変えてみましょう。前転ではなく波動拳が出ますね。これはレバーコマンドが完成してから前転したのでは駄目だというのを示しています。つまり、前転入力→最後のレバーコマンド→ボタンという流れで入力する事が必要となるわけです。


では、具体的な入力法を示していきます。以下は最初のものと同じです。キャラは画面向かって右向きとし、数字はレバー方向を表しテンキーに準じていて、Pはパンチボタン、Kはキックボタンとします。有名な技を使って入力を紹介していきます。カッコ内はキャラクターです。

波動拳(隆):23→前転→6→P
昇竜拳(隆):62→前転→3→P
ヨガフレイムダルシム):4123→前転→6→P
・ローリングアタック(ブランカ):4方向にため完了→前転→6→P
・エレクトリックサンダー(ブランカ):(立ち中Pなどが出ているうちに)強P→中P→弱P→前転→任意のP

家庭用で練習する際に役立つのがキーディスプレイです。トレーニングモードのメニューで選択してください。これで自分が何を入力していたのかが明らかとなります。初めはゆっくりで良いので正確な入力を心がけて、だんだんとそれを素早くするようにしていくと良いと思われます。

指の配置ですが、私の場合親指と人差し指でまず前転入力をして、弱で必殺技を出したいのならボタンを放し、中なら中指、強なら薬指でボタン入力をします。必殺技のボタン放し入力というのは、このゲームでは必殺技のボタン入力の受付というのがボタンを押したときと放したときの2回であることから出来ることです。これも確認の意味で、ボタンを押したままレバーコマンドを入力して、普段ボタンを押すタイミングでボタンを放してみて動作を見てみるといいでしょう。

それでは上から注意点を見てきます。波動拳昇竜拳はそのまま入力精度を上げていけば問題ないでしょう。竜巻系の技は波動拳の左向きバージョンとして捉えてください。
ヨガフレイムなどのレバー半回転ではひとつ注意が必要で、キャラによっては簡易入力が存在し、4123+Pで技が出てしまいます。この場合は「412→前転→3→P」とする必要があります。逆ヨガ系はこれの左向きバージョンですが、ここでは簡易入力はないようです。
ローリングアタックなどのため系の技は少しやりにくいと言う声が聞かれます。コツとしては、ためが完成してから「前転→6→P」の入力速度をひたすら上げるか、もしくは最終的にレバーが6に入っていればいいということからヨガフレイム系の入力で代用する、つまり「4でため完成→123→前転→6→P」とするかのどちらかだと思います。

その他詳しい注意点はまた後で。