Aグルpart3

俺はAベガとAさくらはいいキャラだと思っている。いろいろな意味でだけど。
いい点を挙げるなら、一つ目はこいつらは確定状況からオリコンを入れられることである。多くのAグルキャラがぶっ放しでしかオリコンを当てられないのに対して、ベガはダブルニーから、またはジャンプ中Pからなどと当て方が豊富であるし、さくらだと余裕のある目押しからオリコン発動することが出来るし、画面端なら波動掌で浮かした後などからも狙えるのだ。ぶっ放しからすると美しい当て方といえる。

2つ目としては対地、対空オリコンがそろっていることだ。ベガの対空オリコンは相手がジャンプ攻撃を出したときに限って有効な中足始動のオリコンが有名であるけど、別に相手が出を出していなくてもサイコバニッシュから立ち大K(立ち中Kかもしれないけど)、そして大ダブルニーにつなぐオリコンもあって、これはめくり対空に非常に有効なようだ。

最後にオリコンガード後のフォローがしやすいことである。ベガの場合ならスライディング→中足→バニッシュの繰り返しで体力とガードゲージを削ればよいし、途中で前転裏回りしてみるのもよい。慣れてないと対応が難しい。さくらならレバー入れ中Kと中足でガードを揺さぶってやればいいし、補正切りでより大ダメージを狙うことも可能だ。そして素晴らしいことにこれらにはほとんどリスクはない、やりたい放題である。

もちろんこの3点ににぶっ放しも加わるから、ここまで万能だとAグルをやるならこいつらは外せないだろう。プレーしていてさぞ楽しいことだろう。

しかしだ、相手にする側からすれば今挙げた点は当然嫌味でしかない。ぶっ放しをちらつかせながらしっかり地上戦をこなされその末に追い討ちオリコンが入る、オリコンゲージたまった瞬間から行動が大幅に制限される、ぶっ放しをガードされてもそこからも読み合いを強いられる。やってて嫌になることばっかりだ。

まあでも、運よりも技術に偏ってるとは思うから、そこそこ評価できる良いキャラとしてここには書きました。それでも、ぶっ放しでしか自分を表現できないなら害でしかない。逝ってよし。