バランス
ギースをメインからあえて外して今までやってたわけですが、たまにやってみるとこのキャラの力強さがよくわかる。拳のほうが相手キャラに対してのバランスがいいんですけど、ギースに戻そうかな。
ここでキャラマトリクスを考えてみます。私についてのことなので他の人には役に立たないでしょうが、冷静に正しく自分のキャラの実態を整理するにはちょうどいいでしょう。こちら側から見てよく相手にする強キャラに対して、不利(出来る)を−1、有利(出来ない)を+1、それ以外を0として3段階で数字をつけてみようという試みです。突出している場合には−2もしくは+2を使います。おおざっぱな数字のつけ方ですが、不利なキャラとその数を見やすくするためです。駄目な点をつぶすことが安定性につながるはず。まず非Aグル。
キャラ サガ キャミ ブラ つんり ガイル
バソ +1 −1 0 0 0
サガ 0 0 0 0 0
ギース −2 +1 −1 0 0
ケン 0 0 −1 0 0
次Aグル。
キャラ ベガ 桜 ブラ 響 バル
バソ 0 −1 0 +2 −1
サガ 0 0 0 0 0
ギース 0 0 −1 0 0
ケン 0 0 −1 −1 0
よくある行・列の足し算の値で全体の有利不利をつけるやり方は、私自身、その正しさを証明する知識がないのでなんともいえません。実際は1キャラ同士のタイマンですし、ちょっとかじったゲーム理論の知識だと不利分をなるだけ小さくしたほうがよさそうな気もします。
さて、バイソン・サガットは固定面子であるとして、キャミー・桜・バル戦の強化をしたいところ。ギース・ケンの比較で言えるのは、ケンは苦手キャラが少なく、ギースはブラサガに不利だがキャミー戦が強化できる。個人的にキャミー戦が苦手だが、これを考慮して全体のバランスを見てもケンかギースかの選択はなんとも判断がつかない。
続いてキャラ固有の特性。これを考えるのがミソかも。切り返しは固められたときの脱出の得手不得手を見ていて、小回りは座高の高さ(攻撃の当たりにくさがある程度わかる)、接近時の動き(歩き、前転など)のすばやさを見ています。
キャラ 差しあい 固める 切り返し 小回り 逆転性
バソ +1 +1 −1 0 +1
サガ +1 +1 +1 −1 +1
ギース 0 +1 −1 −1 +2
ケン 0 +1 +1 0 +1
こちらは差が顕著。バイソンで足りないのが切り返し、サガットでは小回り。残り2キャラについて切り替えし、小回りの要素を見ると、ケンはよろしいがギースは苦手。しかし逆転性でギースが上を行き、それなりに差しあい、固めも出来るから逆転までの布石はちゃんと打てる。
私の持ちキャラを軽く分析すると以上のような具合で、バソサガを軸にして、結局ケンとギースどっちがいいの?というのは簡単には言えないのです。ケンの方がまんべんなく行けるけど、バソサガの後ろ盾でギースも十分力を発揮できそう。現状ではケンに安定性はないので今後の伸びがどうなるかってことになるんですけど。今後もこの悩みは続く。