のまネコ問題、やっぱり静観するのが一番かな?

何回かのまネコ問題のことを書いてきたんですが、実は知らなかった重要なことがあったということが後からわかりました。例えば商標登録申請は「のまネコ」だけではなく「米酒」もされていたこと、登録申請を取り下げたというのは絵の方だけで「のまネコ」という名称自体は引き続き申請中であること、予告に対しての被害届けはどうなったのか。今思いつくにはこんなもんですが、ほかにもまだまだありそうです。
個人的にはavexの商売の仕方が気に入らないというのがまずあるわけですが、これよりも大事なところはネット上でのものづくりのやり方そのものを問われているということだと思います。私もこうやって拙い文章で自分の思いを発していて、これも広義のものづくりに入れるならば、クリエイターの一人としてちゃんと考えていかないといけないわけなんですが、実のところはお祭り会場をテレビで見てるようなものです。楽しそうってことは分かるんですが、一歩引いたところで眺めてるに過ぎないんだなと感じています。こういうことが大事な情報を見逃した結果につながったのでしょうし、自分のアンテナに引っかかる以外の情報を集めようともしてないわけです。
しかし、自分で絵を描いたりAAを作ったりしている人はまさに当事者の側にいて、彼らは真剣にこの問題をを捉え、一生懸命に今後の活動について考えているはずなんですね。当事者の必死さというか思考能力というものは傍から見ていてすさまじいものがあります。私が今考えていることはとっくの昔に通り過ぎていることでしょう。
ということで、事情もよく飲み込めてない私があれこれ言うのは、やっぱりおかしいのではないかなと思ってしまいました。それでも感じたら何か言いたがるのは性分なんですけれどね。mixiの松浦社長の退会の弁とか、あれはありえねえよ。