モアにおける灰皿の扱われ方と喫煙率を考えてみた(ちょっと書き足し)

どのゲーセンにおいても、ほぼすべての筐体一つ一つに設置してあるものといえば、灰皿である。いろいろな客が来るのでこれは仕方のないことだけれど、俺は筐体に物が置いてあるとそれが視界に入って気になって仕方がない人間だ。なるべく灰皿は端に寄せて気にする必要がないようにしているのだが、それでもわずかに視界に入り完璧に避けることが出来ないことに少し苛苛する。
当然モアの筐体にも灰皿が置いてある。青いプラスチック製のものだ。モアでのタバコを吸わない人の灰皿の扱いを見ていると、何もしない人もいるが、気になっているのは俺だけでは無いようで、床に置いてる人もいるし、まれなことだがホッケーのパックのごとく店の隅っこに蹴り飛ばす人もいる。邪魔な人にはとことん邪魔な物なのだ。
さて、前々から他のゲーセンと比べてモアのプレイヤーの喫煙率は低い感じがしている。そこで、週1,2回モアに行く程度の俺の見た限りで恐縮だが現在ここをホームとしてカプエスをプレイしに来ていると思しき人の中で、どのくらいの人がタバコを吸っているのかをピックアップしてみた。しかし、さすがにプレイヤー名などを挙げるわけにはいかないので、せいぜい人数くらいしか載せられないことはご了承いただきたい。


 ☆プレイヤー計22名、喫煙者6名、非喫煙者16名、喫煙率 6/22×100 ≒ 27%


プレイヤーの数は、少なくとも週1程度は来ているなと俺が判断した人の合計とした。以上から、割合で見ると世間一般とさほど変わらない感じがするのだが、喫煙者が6名というのは店の広さと全体の人数を考慮してもやや少ないというのが個人的な印象であった。また、喫煙率が低いと感じた背景として考えられることが、モアに通っている実績のある有名人のほとんどはタバコを吸っていなかったということである。しばしば連勝を重ねるゲーセンで目立ってしまう人たちがタバコを吸っていなければ、その人たちの印象が強まってしまってもおかしくはない。
みんな毎日来ているわけではないし、俺が来ていないときに来ている人もいるだろうし、遠征であったり不定期にモアにやってくる人もいるだろうから喫煙者の数は毎日変動するわけだが、とりあえずこの常連6名のために毎日カプエスの対戦台に灰皿が置かれていると思うと、吸いたい奴はカウンターから灰皿持ってきて吸えよと思ってしまう。漂ってくる煙は非喫煙者にはきついものだ。別にゲーセンは禁煙じゃないので俺がどうこうする権利なんて当然ないんだけど、タバコは煙いという当たり前の事実を喫煙者の方はちゃんと認識しておいて頂きたい。


ちなみに、モアは普通のゲーセンですよ。
この間、関西に行っていろいろなプレイヤーとお話する機会があったのだけど、異口同音に「モアにはいくんですか?」と聞いてきた。そりゃ行きますよ、あそこでしかカプエスできないし家はそこそこ近いしw
確かに、昔は毎日溢れんばかりにプレイヤーが押しかけ、オフィシャル、闘劇とトーナメントの上位をモアの常連が占めたことでブランドは確立できた。今でも関東で大きな大会があれば出場者の多くがモアに集まってくるから、少なくともカプエスに関しては日本有数のゲーセンであることは間違いない。
しかし、現在では、前にも書いたとおりプレイヤーの数もカプエスの対戦が出来るゲーセンの数も少なくなっており、その結果としてその地域ごとにカプエスの対戦ができるゲーセンにみんな集まってきているように思える。モアも当然そのひとつに数えられる。モアは、これまでカプエス業界を牽引してきた古参が結構生き残っているからレベルは他よりも高いことは事実だけど、そんなレベル云々の話よりもまず何より対戦がしたいっていう人が多く集まる場所というのが正しい理解だと思う。有名人ばっかりだとか、有名人しかやってないとかいうのは、今は昔のお話。実を言うとそれも正しくはないのだが、昔のことをあれこれ言っても仕方ない。現在もいろいろなプレイヤーが入り混じり、殺伐としながらもまったりと対戦台3台が絶賛稼動中である。
俺は大会のためにachoに行ったとき、プレイヤーの多さとか店側のやる気に感激したんだけど、それではachoは毎日対戦が盛んであるかと聞くとそうではないらしい。これと一緒でしょう。特別なゲーセンなんてありゃしないのだ。
ということで、皆さんモアに来てくださいね。出来ればなるべくタバコ吸わない人・・・ゲフンゲフン