BS2のガンダム特集、その他

先日放送された9時間半ぶちぬきのガンダム特集を見たわけですが、最初の1時間のトーク部分は必要ないなと感じたものの、第2部の御大のインタビュー、第3部のMS分析特集はそこそこ充実してたのではないでしょうか。作り手のこだわりの部分は垣間見えたかなと思います。


さて、話は変わって劇場版Zガンダムの例の問題なんですけど、サンライズのHPに置いてある第2部の予告編ムービーにてゆかなさんの演じるフォウの声を聞いてみたんですが、これがZを初めて見る人なら何の違和感もないんだろうなと思いました。
しかし、島津さんのフォウと比べてしまうと見劣りしてしまう。彼女の声はやさしさ、悲しさ、力強さを包含してて、それが見事にフォウというキャラにマッチしてるんですよね。相手が悪かったということです。
声っていうのはアニメに限らずそのキャラクターを形作る重要な要素だと感じているので、なるだけ妥協はして欲しくないところです。今回の問題の本質はここではないのですけど、20年経った現在でもスーパーロボット対戦などのゲームで島津フォウが健在であることを見せつけ、さらに御大も島津さんを変える気がなかったということで遺憾に思うファンは多いんだろうなというのは推測できます。
1stガンダム劇場版3部作のDVDのように、せっかく作り直してもその出来が悪くてファンに見向きもされない事態にならないように制作側に何らかの対応が欲しいなと思います。今のままだとこの二の舞になりそう。