初心者スレ

ここ一週間、夜中を中心に某所で即レスしてるのはおいらだったりするわけだが。
その中身に対して的確さ、正確さには賛否両論あると思うが、基本を押さえて必要なことは書いてるつもりだし、何より即レスというのは心強いと思う。誤字が多いのは勘弁してくれ・・・
そこで気がついたのは、というより再認識したのは、4年たった今でもカプエスを上手くなろうと頑張る人がまだまだいるということ。例えば、4年も経ってんだからバニコンなんて身に着いてて当然だろ、なんてふんぞり返っていたけど、これは定期的に練習法を聞かれるもののひとつである。ネットが出来てるんだから自力で検索すればやり方は出てくるはずなんだが、やる気のある人を追い返すのも忍びないと思ってレスしてる。こうやって我々古参の辿ってきた道を同じように辿ろうとする人がいくらかいて、頼もしいことだけれど、ここで一つ疑問に思うのは、こうした一人一人に一緒にカプエスを頑張ろうという人はどのくらいいるんだろうか、ということである。
誰か知り合いがいれば、ある程度カプエスをしている人がいればバニコンの練習法は知ってるはずだし、俺がバニコンを身に着けたときなんて身内でバニコンの練習法を考えて必死でレバーをガチャガチャしてなんとか成功にこぎつけた次第である。こうやって、仲間がいればそれである程度は事足りるはずだというのが俺の経験から言えることなんだけれど、バニコンに限らず基本情報から聞いてくる人は多い。過度にネットで聞いてくるということは、やっぱり一人で頑張っているんだろうかと考えてしまうわけだ。
一人で頑張ることは実に大変なことだ。知識だけあってもそれがすぐに実践できるとは限らないというのは、いろいろな事例で見ることが出来るし、経験もしてると思う。多くの場合、その知識すら不完全なことが多く、そこを補完し上達していくには一通り知ってる者、つまり先生、師匠と呼べる人の指導を受けるのが一番良い。そこまでいかなくとも簡単でもいいからアドバイスをくれる人間が居るだけで相当違うはずなのだ。
よくこのブログで大阪の師匠なる人が出てくるが、そんなに長い期間教わっていたわけじゃない。1週間もないと思う。差し合いの基礎をちょこっと聞いて後は延々と対戦してただけであった。その期間で立ち回りはそんなに改善されなかったと記憶している。
その当時も頑張ってやっていたはいたけれど、差し合いのいろはなんてとんとさっぱりで、地上戦の概念すらないままやっていた。試合運びが上手くいくときとそうでないときの原因もよく分からず、地上で頑張るにしても何を目標にすればいいのかわからずに、でもいつか分かるだろうと思ってやっていた。つまり軽く頭打ちだったわけだ。
そんなときに師匠に出会い、差し合いの基礎を教わったことがその後の目標につながり、それによって周りの人間の行動原理が分かるようになってきたのだ。こうしてカプエス、というか格ゲーに対する理解が今までにない速さで深まっていき、そして現在、地上戦は上手いとはいえないけど一通りこなせるようになったと思うし、なによりも楽しんで出来るようになった。
おそらく今も、昔の俺と同じようにくすぶってる人がいるのではないかと思う。もしそれが自分の通過してきたものなら、方向性くらいは示してあげられるはずだ。俺はゲーセンでの馴れ合いはそんなに好きではない。が、せっかくのやる気の炎が消えていくのはもったいない。俺としてもこうして何か鼓舞されたところがある。簡単にお膳立てするくらいの力しか持たないが、オフラインでも何か手助け出来たらなと考えてる次第である。