精神的ブラクラでした

言葉のアヤというか、話の流れで発せられたことには違いないのだが、それはほとんど唐突とも言えた。
友達に、
「あのときお前にした電話、実は女とセックルしてたときにしたんだぜ」
なんて言われたら、そりゃ頭が重くなるよね・・・不倫してたってこともそうなんだけど、その相手が、間接的にだけど知ってる人だったというのも追い討ちをかけるには充分な事実でありました。話を聞きながら、同時にいろんなことが頭に浮かんできました。意外に俺の妄想力はたくましかったのかなと思うんだけど、言わばそれは、インターネットをしてて変なアドレスを踏んだ次の瞬間に、訳も分からずにブラウザが次々と開いていく如く。どうやら俺の頭にはブラクラチェッカーはインストールされていなかったようです。
見た目は動揺はしてなかったと思いますが、その後は平静を保つのが精一杯でした。
事実は小説より奇なりとはよく言ったもので、物事の意外性というか、事の成り行きと言うのは本当に予測できません。あのホリエモンにしたって、プロ野球球団買収に名乗りを挙げてからその一年後にまさか逮捕されるとは、我々一般人はゆめにも思わなかったことでしょう。
今回聞いた話について、小説だったりよく知らない誰かのweb日記で同じような事を触れたとしても、そんなものだよね、と読み物として楽しむだけだったと思いますが、事実として聞かされるのは結構精神的に来るんだと感じた次第です。話の登場人物からしてそれが知ってる人かアカの他人かというのもありますが、身の回りに起きたことなのか否かということに、それだけの隔たりを無意識に感じているということでもあります。
実はこのことはおとといの話なんだけど、これを書いてるうちにまた疲れてきたよ。ああ。

残せ、残すのだ

考えが浮かんでは消え、また浮かんでは消え、人間の頭の中はこの繰り返しだけど、どんな些細なことでもそのすべてをつなぎとめることが出来たなら、何らかの形に残すことが出来るのなら、それはものすごい量になるしそのどれもが実はすばらしい可能性を秘めたものではないか。
誰かの文章を読んで素直に共感できるとしたら、それは以前自分も同じ事を考えたことがあるからだ。もともと自分の中にあったのだから容易に受け入れられて当然の話である。
そういうものに触れてまず思うのが、何で俺はあのときに何も残さなかったのだろうという後悔である。思うように形に出来なかったというのもあるが、そういう自分の能力の無さも含めて何故だか悔しいのである。
それは、自分の存在意義に対する戸惑いからくるのかもしれない。こうした文章でも、仕事の成果でも、あるいは子供を産むでもなんでもいいが、不思議なもので人間は自分の生きた証を欲するようである。
小さい頃から「夢を持て、努力しろ」と大人に言われてきたからなのか?いや、違う。
別に世のため人のためなんて考えもない。
子孫を残せと、組み込まれた遺伝プログラムに従っているからなのかと言われたら少し悩むけど、それも少し違うと思う。
まあ、その理由を今考えてもしょうがない。大事なのは俺が俺らしく生きること。なるだけ迎合せずにどこまで自分に迫れるか、真に興味があるのはこの一点なのだろう。

盛り上がってまいりました

おそらくブログやってるところの今日のエントリーの半数以上は、ホリエモン逮捕の話題で占められていることでしょう。
堀江社長他3人が何で逮捕されたかと言えば、その罪状は「偽計」と「風説の流布」らしいのですが、細かいところはよく分かりません。あちこちサイトを回って勉強するような気も起きないので、それらはどうせ明日の新聞で嫌ってほど解説してくれるんだろうと勝手に期待するとして、それよりも明日の東証が楽しみで仕方ないです。どれくらいの早さでライブドア株がストップ安になるのかとか、もしや前場で取引ストップになるのかとか、まあ野次馬もいいところで市場を見守るだけですけれどこの祭りに参加したい気はマンマンなんですがね、運の悪いことに明日は証券会社など株価が分かるサイトにずっとへばりつくことは無理なので、何らかの形で、「東証ライブドア祭り」の千秋楽を少しでも味わっていきたいと考えております。
ところで、メガネかけた乙部たんのインタビューマダー?

我が存在する意味を問う

とりあえず俺が最近テレビで見た重病と言える人たちは、フジテレビで放送された小児ガンの子、同じくフジの一リットルの涙の娘、そして今さっき日テレのドキュメント'06で放送したALSの人、この3人なんだが、後ろ二人に共通するのが、自らの力の生かし方を自ずと見つけられたということだ。一リットルの娘は感じたままを詩や日記として表すことで、ドキュメント06の人は体験を介護ヘルパーの経営に生かすという形で、自分にしか出来ない、自分のなすべきことを全うしている。
この両者は体がほとんど動かせないという点でも共通しているのだが、その分何か使命感めいたものに突き動かされているところもあるのだろうと俺は思っている。そうでなければ、言葉が悪いけど一人では何も出来ないこの2人に多くの人が動くわけもないだろう。
人と違うということ自体が自己の中でも社会的にも差別の対象になりえてしまい、社会的に生活を営むことが困難になってしまうなかで、これを逆手にとって、というと何だか卑しい表現に感じられてしまうのだけれども、だからこそ自分の生きる意味を真剣に考えることが出来たし、それ故に自分にしか出来ないことに生き甲斐を見出せるのではないのか。そういう意味で、この人たちはまさしくオンリーワンだ。
対して悲しいのが小児ガンの少年だ。これは前に一度見てから忘れかけてたころに深夜で再放送をやっていたらしく、俺はたまたま最後の方を見ることが出来たのだが、彼は「家族のみんなに悪いから僕は死にたい」と、泣いて家族に請うていた。見てるこっちはもちろん辛いが、それ以上家族は辛いと思う。しかし、そういう悲しさの一方で、前述したように現状の自分に対する使命を少しでも感じることが出来たなら、と思うのである。12歳の人間にそれを求めるのは少々無理な話ではあるが。
こういう自分なりに精一杯生きてる人たちがいる中で、今回のライブドアショックで動いた投資家達というのは、実に虚しいものに思えてしまう。自分の夢を投資という形で託すならまだしも、金稼ぎの手段としては、証券会社に支持を与える以外は結局何もしていない。もちろん、このように切り捨ててしまうのは非常に雑であるというのは分かっているのだが、今回の疑惑で東証の信用まで失墜させる勢いのライブドア株というのは、一株数百円から売買できる銘柄だけにお小遣い稼ぎにはうってつけな銘柄で、それだけに社会や市場の動きに敏感な反応を示す。それは発行株式約10億のうち2億に売り注文が出されたと言うことで、分かりやすいところではこのところの東証の一連の動きからも見事に示された。
そんな彼らの動きを見て思うのだ。
お前ら、株以外にもっとやることあるだろうと。

さて、俺もレポートをさっさとやらねば。こんな駄文を書いてる場合ではないのだよw

受験生がんばれ!

これを書いてるのは寒い寒い夜中の4時頃ですが、夜が明けてしまうととうとうセンター試験第1日目ですね。今年は初めてリスニング試験が導入され、その方法も座席の位置で不利が無いようにと一人一人に問題文再生用のプレイヤーを用意するらしいです。大学入試センターの気合が見て取れますね。しかし何人かのプレイヤーは壊れるんでしょうな。ほぼ全員の受験生は受けるんでしょうから、50万人分の機械が用意されて全く問題が起きないというのは、ちょっと考えにくい。
今まで行われきたような大教室で大きなスピーカーで問題文を流すのであれば、仮に何らかのトラブルが起きても、それも各々平等な条件には違いないわけですが、今回の方式だと再生の失敗や機械の故障に対する補償はどうなるんでしょうね。また、試験が出来なくてブチ切れた受験生がプレイヤーをぶっ壊して、後付けで「機械が壊れたから出来なかった」なんてことも言い出す可能性は0ではない。前年は問題漏洩疑惑(PAT関連)もあったからもしれませんが、入試センターは公平性に対してちょっと敏感すぎる気がします。
それでも配点は50点ですからね。私立だと一点の差は大事かもしれませんが、国公立受ける人は二次比率が低い学校を受験しない限りだと、そんなに目くじら立てて憤慨することもないかな。うだうだ言わずに適当にマークして確率的に点取れやと。
さて、話は交通機関に移るわけですが、特に今年は大寒波の影響で、車で試験会場に向かう場合には道路の凍結などによる徐行、渋滞が最大のネックになるでしょう。電車を用いる場合であれば、電車が止まらずに動いてくれることを祈るのみで、いくら早く家を出ようとも一度止まってしまえば、他の手段を講じようとも、振り替え輸送で他の路線だの、バスだの、あれこれ悩んでいるうちに軽く1時間は遅れるでしょうから、それに華麗にタクシーを使おうなんて発想もお金もないでしょうからね、このように選択肢が車よりも不自由な点で電車の遅延、運休というのは、実に切実な問題として、毎年、受験生にも、もちろん駅員さんたちにもそれは横たわり、頭を悩ますわけです。いや、別に社会人になれば毎日が死活のかかるものになるんでしょうけどね、前途ある若人の未来が電車の運行に左右されるとなれば、力も入れざるを得ないでしょう。
しかし、不幸なことに、ただいま都内では雪っぽい小雨が降っていて、これが昼には普通の雪に変わるということでどのくらいの影響が出るのか心配ですし、またここ2,3日は人身事故や故障で電車が頻繁に止まっています。今日なんて4件の人身事故に1件の車両接触で遅延が起こったようですね。この原因については、あくまで2chの話なんですけど、例のライブドア問題のせいで、大量の損失を出したデイトレーダーとか、ガチでやばい関係者が電車に身を投げたとかなんとか。ここでもライブドアショックですよ。ライブドアをもじって「ダイブドア」とはよく言ったものです。
まあとりあえずですね、このような憂き目に会おうとも、それを受け入れて試験をがんばってくださいとしか言いようが無いです。受かる人は受かりますから。ぶっちゃけ、俺なんかは、今通ってる学校の入試には20分ほど遅刻してますけど、なんとか受かってますしね。まあ理由は寝坊なんですが・・・
最後に、大福は持って行くように。豆大福でもイチゴ大福でも好きなのを持っていってください。あんこは疲れた脳みその栄養に最高です。あんこを食べて集中力を持続させてください。集中力を切らさないことが勝負です。
それでは、健闘を。

なんつっ亭&くにがみ屋@川崎・ラーメンsymphony

まず、なんつ。ラーメン¥680。

品川の2号店は、食べた人に感想を聞くと異口同音に「うまくない」と言っていたので少し不安ではあったのだけど、それでも一度食べてみたかったので今回川崎に。
率直に言って、ここのはうまかった。白濁とんこつスープにして比較的軽い味わいなのは熊本ラーメンの特徴だと思うけど、マー油のコクが効いててなかなかうまい。チャーシューもとろとろで好み。
しかし、どんぶりが小さい。直径が女の子の手のひらくらいの大きさかな。



次、くにがみ屋。ラーメン¥650。

ここのスープを一口飲んでびっくりした。巨大な波のごとき魚の旨みをたっぷりと含んだスープにして、その後味は押し寄せた波がサーっと引くときの砂浜のようである。
マグロの骨や鯛といった魚がメインのダシなのだが、よく用いられる節系や煮干のダシに感じるような独特のクセは無くて、滋味の深い、淡く甘みも感じられるやさしい味わいのスープである。しかし上の画像の通り、スープが白濁していることからも分かるように強火で炊いたせいか、まるでとんこつのスープのような力強さも持ち合わせているのに、あとに残るしつこさというのはあまり感じられない。何ともすごいスープに思えた。
やや魚くさいのは残念なところではあるが、一度は食べていただきたいラーメン。